離乳食グッズの選び方ガイド

GOODS GUIDE

離乳食グッズの選び方ガイド

監修: / 最終更新日:[2026.10.25]

離乳食グッズはたくさんありますが、すべてをそろえる必要はありません。このページでは、離乳食の専門職が「何を基準に選ぶか」をお伝えしたうえで、おすすめのグッズを紹介します。

このページでわかること

  • 離乳食グッズを選ぶときの共通の基準
  • ベビーチェア、スプーン・食器などの選ぶポイント
  • タイプ別のメリット・デメリット
  • 専用品がなくても代用できるもの
  • 使うときの安全上の注意

目次

グッズ選びの5つの基準

ベビモグでは、次の5つの基準で離乳食グッズを選んでいます。保護者の方がご自身で選ぶときの目安にもしてください。

  1. 安全に使えるか対象月齢や注意書きが分かりやすいか。外れて口に入る小さな部品がないか。
  2. 発達に合っているか月齢だけでなく、座る力や口の動き、手の使い方に合うものを。
  3. 清潔に保てるか分解して洗えるか。溝や継ぎ目に汚れがたまりにくいか。
  4. 表示が明確か耐熱温度、電子レンジ・食洗機の可否などが表示されているか。
  5. 暮らしに合っているか使える期間、置き場所、予算。高価・多機能なものが合うとは限りません。

迷ったときは、「安全」と「発達に合うこと」を最優先に考えてください。

ベビーチェア

食べるときの姿勢は、飲み込みやすさや窒息予防に関わります。ベビーチェアは、離乳食グッズの中でも特にこだわって選びたいものです。

選ぶポイント

  • 足裏がつく足置きがある。 足が床や足置きにつくと姿勢が安定し、かむ・飲み込む動きがしやすくなります。
  • 座面と足置きの高さを調節できる。 離乳食期には赤ちゃんは日々成長して行きます。数ヶ月毎に高さを調整する必要があるため座面と足置きの高さが調節できるものにしましょう。高さだけでなく、前後にも調整できるものだとなお良いです。
  • 足おきの幅が広い。 足の裏全体が安定して置けるために、幅の広い足おきがあるものを選びましょう。
  • 安定していて倒れにくい。 安全ベルトや股ベルトがあるかも確認します。
  • 掃除がしやすい。 食べこぼしがたまりやすい溝や布部分が少ないものが便利です。

タイプ別のメリット・デメリット

タイプメリットデメリット
ハイチェア(高さ調節式)ダイニングテーブルの場合、大人と同じ食卓を囲める。足置き付きが多く、長く使える価格が高め。置き場所が必要
ローチェア(床置き)床に座る家庭に合う。軽くて移動しやすい成長すると窮屈になりやすい。足置きがない製品もある
テーブル取り付け式場所を取らない。外出先でも使える取り付けられるテーブルが限られる。足が浮きやすい。自宅で普段使うのにであれば、あまりおすすめはしない。
お座り練習チェア(ベビーソファ)腰すわり前後から使える製品がある
※腰すわり前からの使用は発達上おすすめしません
使える期間が短い。足置きがなく、食事の姿勢を調整しにくい。
食事の際はこのタイプの椅子はおすすめしていません。

使うときの注意: ベルトは毎回つけましょう。椅子に立ち上がったり、椅子ごと倒れたりする事故にも注意が必要です。床置きの製品は、テーブルやソファなど高い場所に置かないでください。

【商品カード】

スプーン・食器

スプーン

選ぶポイント

  • 口に入る部分が小さく、浅い。 離乳食の初めは、スプーンを下唇にのせ、赤ちゃんが自分で上唇を閉じて取り込むのを待ちます。浅いスプーンのほうが取り込みやすくなります。
  • 口の幅より小さい。 大きすぎると口の奥に入りやすくなります。
  • 大人が持ちやすい柄の長さ。 初めのうちは大人が食べさせるため、大人の持ちやすさも大切です。
  • 手づかみ・自分で食べる時期には、赤ちゃんが握りやすい形 のものを別に用意すると便利です。

素材別のメリット・デメリット

素材メリットデメリット
シリコンやわらかく、口当たりがやさしい。煮沸できる製品が多いすくいにくいことがある。においや色が移りやすい
プラスチック軽くて安価。種類が多い傷がつきやすく、傷に汚れがたまりやすい
木製口当たりが温かく、熱くなりにくい食洗機・煮沸に対応しない製品が多い。乾燥が必要
ステンレス丈夫で長持ち。衛生的に保ちやすい硬く、冷たく感じやすい。初期には向かないこともある

食器

選ぶポイント

  • 割れにくい素材
  • 電子レンジ・食洗機に対応しているか(表示を確認)
  • 手づかみ食べの時期は、ふちが立ち上がっていてすくいやすいもの
  • テーブルに吸着するタイプは、ひっくり返しにくい

タイプ別のメリット・デメリット

タイプメリットデメリット
仕切り付きプレート一皿で複数の料理を出せる。量の目安が分かりやすい仕切りの角に汚れがたまりやすい
吸着プレート・ボウルひっくり返しにくく、手づかみ食べに向く吸着できるテーブルの素材が限られる。はがすときに中身がこぼれやすい
普通の小皿・小鉢家にあるもので代用できる。家族と同じ器で食べられる割れる素材は注意が必要。手づかみ期はひっくり返しやすい

使うときの注意: 電子レンジ不可の食器を加熱に使わないでください。傷や変形が出たものは買い替えましょう。

【商品カード】

調理・保存道具

選ぶポイント

  • 時期によって必要な形態が変わるため、長く使えるかを考える(なめらかにすりつぶす初期と、形を残す後期では必要な道具が違います)
  • 少量を作りやすいか
  • 分解して洗えるか
  • 冷凍保存容器は、ふたがしっかり閉まり、1回分ずつ取り出しやすいもの

タイプ別のメリット・デメリット

タイプメリットデメリット
離乳食調理セット(すり鉢・裏ごし器など)少量を作りやすい。初期に便利使う期間が短い。量が多いと時間がかかる
ハンドブレンダーまとめ作りが早い。離乳食後も料理に使える少量だと回りにくい。価格が高め。洗う部品が多い
家にある道具(すりおろし器、茶こし、フォーク)買い足さずに始められる道具によっては手間がかかる
小分け冷凍容器・製氷皿1回分ずつ保存でき、時短になる製氷皿はふたがないものもあり、においが移りやすい

【商品カード】

コップ・マグ

選ぶポイント

  • 赤ちゃんが自分で持ちやすい大きさ・重さ
  • 分解して洗えるか(ストローやパッキンは汚れがたまりやすい部品です)
  • 練習の目的(コップ飲みの練習か、外出時のこぼれにくさか)に合っているか

タイプ別のメリット・デメリット

タイプメリットデメリット
コップ(小さめ・ふちが薄いもの)家族と同じ飲み方を練習できる。洗いやすい初めはこぼれやすく、大人の手助けが必要
ストローマグこぼれにくく、外出時に便利ストローやパッキンの洗浄に手間がかかる
練習用のふた付きコップ少しずつ流れ出るため、練習しやすいふたの構造が製品によって異なり、合う・合わないがある

【商品カード】

エプロン・汚れ対策

選ぶポイント

  • 首まわりの留め具が赤ちゃんの肌に当たりにくく、簡単につけ外しできる
  • 洗いやすく、乾きやすい
  • 手づかみ食べの時期は、袖付きや床マットがあると片付けが楽になる
タイプメリットデメリット
シリコン製(ポケット付き)食べこぼしを受け止められる。水洗いですぐ乾く首まわりが硬く感じる子もいる。かさばる
布製・撥水加工軽く、たためて持ち運びやすい洗濯が必要。汚れが染みることがある
袖付きスモック型腕まで汚れを防げる着せるのに手間がかかる。暑い時期は蒸れやすい

【商品カード】

専用品がなくても大丈夫なもの

離乳食は、家にある道具でも十分に始められます。必要になったら買い足す、という考え方で大丈夫です。

専用品家にあるもので代用
離乳食用すり鉢すりおろし器、フォークの背でつぶす
裏ごし器茶こし、目の細かいざる
離乳食用の食器割れにくい小皿・小鉢
冷凍保存容器製氷皿+保存袋、小さな保存容器

使うときの安全上の注意

  • 対象月齢はあくまで目安です。 お子さんの発達に合っているかを見て使いましょう。
  • 使う前に、ひび・欠け・部品のゆるみがないか確認しましょう。 壊れたものは使わないでください。
  • 取り扱い表示(耐熱温度、電子レンジ・食洗機の可否)を守りましょう。
  • リコール情報を確認しましょう。 使っている製品に不具合が報告されていないか、メーカーのサイトや消費者庁のリコール情報サイトで確認できます。
  • グッズは安全な食べ方の代わりにはなりません。 食べるときの姿勢や見守りについては、安全ガイドの「離乳食と窒息・誤嚥の予防」をご覧ください。
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